解剖学講座 【楠元4階】
教育/担当科目
 
 
 
教育
「歯学部の学生として/歯科医師として」の自覚を促す6年間で2度の人体解剖実習

 歯や口はからだの一部であり、口腔領域を専門とする歯科医療においても患者の全身の健康状態を管理、把握できていることが必須となります。つまり、身体の構造や機能など基礎医学的な専門知識を身に付け、高度な医療知識を理解することが歯科医師にも求められています。解剖学は人体の正常構造を理解、探求する学問で、医学・歯学の教育、研究に必須の知識を習得する基礎科目です。本講座は、2年生の「人体構造」、6年生の「頭頸部の基本構造」を担当しています。 
 本学の教育カリキュラムでは、専門科目のトップバッターとして2年生の前期に解剖学の講義、実習が組まれています。これは、解剖学が医学、歯学において、最も基礎的かつ必須の学問領域の一つであるからです。また、これから歯学を志す学生が、解剖実習という、人体を教材として行う貴重な学習に臨むことによって、今後の歯学教育、またその先の歯科医師としての自覚と責任を十分に理解してくれることを願っているからです。
 さらに、本学では全国でも珍しい6年間で2度の解剖実習を行う独自のカリキュラムを採用しています。2年次の実習では医学、歯学の根幹である基礎的なところにフォーカスしていますが、6年次にもう一度臨む解剖実習では、複数の基礎および臨床講座が実習指導に参加し、より臨床的観点から実習を行います。6年間の歯学教育の集大成として、知識の確認、修得だけに留まらず、歯科医師になるという目的と自覚をもう一度見直す良い機会となっています。

 「人体の構造」の講義では、人体を構成する器官系を運動器(骨格・筋系)、脈管系、内臓諸器官、神経系、感覚器の順に肉眼解剖的形態、構造および相互の位置関係を学習し、人体構造を系統的に理解します。実習は、骨学実習と人体解剖実習よりなり、講義と平行して進めます。骨学実習では、頭蓋骨およびからだの各部の骨に触れながら人体に骨格を構成する骨の名称と位置、役割、連結関係、左右の識別などを学習します。人体解剖実習では、ご遺体を実際に解剖し、本や図譜等では理解しにくい立体的構造や個人差などを観察します。学生がご遺体を解剖することを許された貴重な学習の場であり、教材となるご遺体が献体という尊い行為により提供されているという特別な実習です。したがって、献体者とご遺族への感謝の気持ちを忘れずに真摯な姿勢で実習に取り組み、ご遺体と向き合うことを通して人の生死、医の倫理、生命に関わる医療人を目指す自覚と責任感についても考える機会となることを期待しています。
担当科目
2年春学期: 人体の構造【講義】
2年春学期: 人体の構造【実習】
6年秋学期: 頭頸部の基本構造【実習】
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