歯科理工学講座 教育/担当科目
教育
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生体材料・歯科材料学は高度かつ精巧な歯科臨床を実施するために必要な生体材料・歯科材料、機械器具についてその理論と取扱い法を学ぶ学問である。物理学、化学、生物学等を包含する歯科基礎科学が主としてその基礎となるので豊富な科学的基礎知識を持たねばならない。2年次に生体材料・歯科材料を構成する素材と性質について学び、さらにそれぞれの素材から作られた種々な歯科材料について詳細に学ぶ。2年秋学期には学習した講義内容を各自が実際に具体的な材料およびその取り扱い方を調べる。科学理論と材料取り扱いの実際を有機的に結合した総合的な知識と技術を視聴覚機器を応用しながら理解する。なお、実習は5項目に大別し、それぞれグループで行う。各グループは責任者と数名の非常勤教員によって指導される。
- 金属材料:歯冠修復用合金、チタン、インプラント材
- 無機材料:合着材、鋳型材、模型材、陶材、インプラント材、ジルコニア
- 有機材料:接着剤、印象材、義歯床用レジン、歯冠修復用レジン
- 機械器具:鋳造機、合金融解装置、レーザー、CAD/CAM
- 生体材料:骨形成因子他サイトカインの生体材料への応用
- IT工学:歯科医療用プログラム
担当科目
担当科目
- 1年春学期: 情報の科学
- 2年春学期: 歯科理工学総論、生体材料・歯科材料学総論、歯科基礎科学
- 2年春・秋学期: 歯科理工学各論、生体材料・歯科材料学各論
- 2年秋学期: 歯科理工学実習、生体材料・歯科材料学実習
- 6年春学期: 総合示説
- 大学院歯学研究科:歯科理工学講義・実習