研究科長挨拶

愛知学院大学大学院 歯学研究科長 戸苅 彰史
愛知学院大学大学院
歯学研究科長
前田 初彦

全世界が新型コロナウイルス感染という危機に直面し、この危機を克服するために歯科医療従事者として歯科医学の立場から真摯に取り組むことが使命だと考えています。危機の後には社会の仕組みや価値観が大きく変革します。そこでは、ポスト新型コロナウイルス感染の社会に備えることが必須となります。この新たな時代には、リサーチマインド溢れる高度な臨床能力と自立した研究力を備えた人材が社会的課題の解決に必要とされます。博士(歯学)の学位は、リサーチマインドを育んだ証として、基礎・臨床歯科医学研究の第一歩として授与されます。また、博士(歯学)の学位の取得は、その後の臨床・研究において素晴らしい将来を約束します。

愛知学院大学大学院歯学研究科は、設置54年の歴史と伝統に培われた歯科医学のみならず医学領域において第一線で活躍している研究者からなる教員を配置して、未来の歯科医療の発展を担う優れた研究者および優れた研究能力を備えた臨床歯科医師の養成に努めています。また、本研究科に設置された未来口腔医療研究センターには最新の設備を導入し、口腔医療におけるトランスレーショナルリサーチの拠点として学内・国内外での共同研究を推進しています。

本学大学院歯学研究科は、ポスト新型コロナウイルス感染の歯科医学を見据えて地域社会や歯科界に貢献できる、また、研究を楽しむことのできる意欲ある大学院生を求めています。さらに、社会で活躍する歯科医師も修学が可能な社会人学生も積極的に受け入れています。

最後に、歯科医療・歯科医学研究の発展に貢献したいというリサーチマインドをもった学生・社会人の方々のご入学を期待しております。