
歯学部短期海外研修を実施 — スタンフォード大学での貴重な学びの機会
令和7年2月25日から3月4日まで、本学歯学部生を対象とした短期海外研修プログラムを、現在スタンフォード大学(米国カリフォルニア州)に在外研究員として滞在中の山口大輔講師(高齢者・在宅歯科医療学講座)のもとで実施しました。今回の研修では、スタンフォード大学医学部睡眠・生体リズム研究所にて、睡眠研究に関する基本的な考え方や研究手法について学びました。さらに、再生医療、整形外科、精神科における最先端の研究現場にも触れることで、歯科医療にとどまらない広い視野を得ることができました。また、現地の学生とともに「これからの社会に求められること」をテーマにディスカッションを行い、活発な意見交換がなされました。特筆すべき点としては、スタンフォード大学在学中の佐々木麟太郎さんとの対談の機会も得られ、参加者にとって大変貴重な経験となりました。本研修を通じて、参加学生はグローバルな視点を養い、柔軟な発想力と高い倫理観を兼ね備えた歯科医師を目指すうえで、大きな一歩を踏み出しました。

