お知らせ

NEW 藤田医科大学にて合同IPE(Interprofessional Education 多職種連携教育)が開催されました

2025年6月4日(水)、13日(金)、20日(金)の3日間にわたり、藤田医科大学において「アセンブリIII(*藤田医科大学における3年生以上で受ける多職種連携教育の呼称)」が開催され、本学歯学部3年生、健康科学部健康栄養学科4年生が参加しました。

このアセンブリIIIには、藤田医科大学医学部3年生、医療科学部3年生(医療検査学科(臨床検査、臨床工学)・放射線学科)、保健衛生学部3年生(看護学科・リハビリテーション学科(理学療法、作業療法))

、日本福祉大学社会福祉学部3・4年生、名城大学薬学部4年生も参加し、その学生総数は1,026名で、全国的に見ても大規模な合同講義となっています。

本年度のテーマは、昨年に引き続き「被災住民に対する支援 ― 医療・福祉系の私たちに何ができるか?」で、南海トラフ地震発生後の豊明市内の避難所を想定したシナリオに基づき、災害発生直後から1か月後までの被災者支援について、学生たちは多職種混成のグループで議論を行いました。各グループでは、医療・福祉・薬学・栄養などの専門性を活かしながら、避難所での生活支援や健康管理、心のケア、情報共有の方法など、現場で求められる支援の在り方について意見を出し合い、改善・解決策を検討しました。

参加学生からは、「他学部・他大学の学生と協働することで、自分の専門職の役割を再認識できた」「被災者の視点に立って考えることの大切さを実感した」といった声が多く寄せられました。

また、教員からも「学生たちが真剣に議論し、実践的な視点を持って取り組む姿に成長を感じた」との評価があり、教育的にも大きな成果を上げる機会となりました。

 

 

 

 

 

 

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